料理が苦手な人でも気軽に栄養摂取できる「完全食」を紹介します!
料理が苦手で普段料理をしない人にとっては、栄養バランスを考えながら食事の用意をするのは難しいと思います。今回は料理が苦手な人でも簡単に栄養摂取ができる「完全食」について紹介します。完全食の種類や特徴も紹介するので、好きな完全食を探してみてください。
男女問わず、「料理を普段しない」「苦手意識がある」人はぜひ最後まで読んでみてください!
完全食を使えば時短で栄養摂取することができます!
仕事や学業で忙しい現代人にとっては、料理をする暇もない時も多いと思います。しかし料理しなくても、パンやドリンクなどの完全食を日常に取り入れることで、バランスよく食事をすることが可能になります。市販の完全食は、栄養もあり、さらに満腹感も感じるため、私たちの偏った食生活において、救世主と言えます。
食の革命!「完全食」を紹介します!
完全食は人が1日に必要な栄養素を全て含んだ食べ物です。初めて完全食を開発したのは、2013年のアメリカです。現在では、ドリンクやパウダー、グミ、パスタ、パン、スープなど様々な形態の商品が販売されています。
体に必要な栄養素を全て含んでいる食品のため、毎日完全食だけを食べていても健康的な食事がとれていることになります。栄養が偏りがちなやサラリーマンや、ダイエットしたい女性は活用している人が多いでしょう。
完全食についてはこのサイトの他の記事を読んでみてね!
栄養バランスの摂取はテクノロジーが解決した
カロリーバーやプロテインのようなバランス栄養食は以前から様々な商品がありました。ですがそれだけでは体に必要な栄養素が足りません。残念ながら、現代には必要な栄養素全てを過不足なく補える自然界の食材はありません。
しかし、最新の科学技術によって、栄養バランスが整った完全食が開発され、それだけで体に必要な栄養をとれるようになったのです。
時短×気軽さ×美味しさ×栄養バランス
忙しい現代人にとって、毎日料理するのは時間がとられ、さらに栄養バランスを考えるとたくさんの材料を揃えないといけません。栄養バランスを考えてメニューを考え、買い物へ出かけ、料理し、片付けをするという流れは効率的ではありません。
簡単に作れるメニューにすることで、時間は短縮できますが、栄養のバランスが偏ってしまいます。時間をとるか、栄養バランスをとるか難しい選択です。しかし完全食を利用することで、両者のメリットを得ることができます。
これからの「食」の課題
食べものには、エネルギーやタンパク質などの栄養素が含まれています。完全食は必要な栄養素が含まれていると先述しました。それだけでなく、食べものの役割は「五感」を感じるという要素があります。
調理された食べ物は、匂いや味、食感も様々あり、誰かと一緒に食べることで「おいしい」「いただきます」という言葉が耳に入ります。一緒に食事をすることで感想を共感したり、他の話題も盛り上がったりします。しかし、最近では一人でも入りやすい飲食店が増え、一人で食事をする「孤食」が増えています。
さらに完全食も自宅で簡単に作れてしまうので、多用すると他の人と食事をしながらコミュニケーションをとる機会が減ってしまいます。もちろん、完全食にはメリットがたくさんあるのですが、全ての食事を完全食にしたり、完全食で五感を楽しむのを期待したりするのはおすすめできません。
全ての食事を完全食にするっていう話ではないのね?
僕は朝食だけ完全食を活用してる。忙しい時間をフルに使えるからね。
完全食を紹介します
日本でも多数発売されている完全食の中でも有名な3つに絞って紹介します。完全食もそれぞれに特徴があり、自身の食生活や働き方、生活スタイルによってぴったりと合う完全食は異なります。まずは3つの中からお好みの完全食を見つけてみてください。
ベースフード
世界ではじめて発売された主食の※完全食がベースフードです。パンタイプのベースブレッドと麺タイプのベースヌードルの2種類があります。厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準」に記載されている栄養素を全て含んでいる主食のかわりとなる食べ物です。主食のため、料理やおかずの組み合わせによってアレンジができ、味に飽きにくく長期で活用できるのが特徴です。
※完全食…栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・n-6系脂肪酸・炭水化物・ナトリウム・熱量を除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。
ベースブレッドは27gのたんぱく質、6.8gの食物繊維が含まれ、一般的なパンと比較して糖質は30%オフになっています。(※BASE BREAD®1食2袋の場合)サンドイッチやフレンチトーストなどのアレンジも可能です。※日本食品標準成分表2015年版(七訂)より、ロールパンとの比較(同量)。
ベースヌードルは31.5gのたんぱく質、8.2gの食物繊維が含まれ、一般的な麺と比較して糖質は45%オフになっています。
REAT
REAT(リイト)は1食で必要な栄養素がすべて含まれているレトルトスープです。管理栄養士の資格を持った浅野まみこさんと料理研究家のジョーさん。さん監修の、栄養バランスと美味しさを追求した完全食です。
種類は2種類で「トマトチキンスープ」と「えだまめとキヌアの雑穀スープ」が販売されています。一食で1日の3分の1に必要な栄養素が全てとることができます。
日清食品「ALL-inシリーズ」
All-in シリーズは日清食品から発売され、キャッチコピーは「この1食で、すべての栄養、全部どり。」です。「All-in PASTA」は「ボロネーゼ」「ジェノベーゼ」「アラビアータ」「和風たらこ」などの味の種類が豊富です。
有名な大手の食品メーカーがつくっているので、味が美味しいのが特徴と言えます。鍋に麺を入れてゆでるタイプとカップ麺のタイプの2タイプが発売されているので、食べやすいほうを選んでみて下さい。
この他にもCOMPという完全食を提供しているメーカーがあります。ドリンク、グミ、パウダーの完全食に興味がある人はこちらを見てみてください。
(ちなみに)料理が得意になる方法!
完全食で必要な栄養はとれますが、たまには料理をして自分の手で美味しいご飯を作れるようになりたいと思う方もいますよね。いきなり難しい料理やアレンジ料理に挑戦するのではなく、まずはじめは、レシピ通りに作れば失敗することはないでしょう。
料理は本来楽しいもの
料理はプロのような技術も長時間かかるような作業も必要ありません。切って、焼いて、煮込むという簡単な調理方法でも、旬のおいしい食材にひと手間かけるだけで、おいしい料理が出来上がりますよ。自分の想像以上においしいものが出来たり、自分だけでなく家族や友人に美味しいといって食べてもらえたりすると幸せに感じ、料理は楽しいと思えるようになります。
相手のリアクションや、人との関りが重要ってことか。
レシピ通りにして、美味しい料理を作る
料理が苦手な人は無理に自己流にアレンジする必要はありません。最近では、無料動画サイトやアプリなどで、動画を見ながら真似をするだけで簡単に美味しい料理が作れます。ここでいくつかおすすめのアプリを紹介します。
クラシル
冷蔵庫の余りものでつくる料理や1人暮らし用のレシピなど、10分以内で簡単に作れるレシピが豊富です。動画でレシピを紹介するアプリで、写真より分かりやすく、料理初心者でも真似しやすくなっています。
デリッシュキッチン
栄養バランスも考えたい人は、全レシピが管理栄養士監修のデリッシュキッチンがおすすめです。美味しさや簡単さにプラスして、栄養面も考えたレシピが豊富なので、美容や健康を意識している女性にぴったりなアプリです。
クックパッド
アプリのユーザーが自身のレシピを写真付きで公開し、他の人の作ったレポートもみれるのが特徴です。料理名や食材からレシピ検索がしやすく、冷蔵庫に余っている食材を美味しく調理できます。
完全食をベースにこれらのレシピで味付けできれば最強かも!
できることの幅を広げる
料理が楽しくなれば、今度は栄養面を考えてメニューを考えられるようになります。忙しい時は完全食を利用したり、時間がある時はゆっくりと料理をしたりと、選択肢が広がるとより食事の時間が楽しみになりますね。
まとめ
完全食を利用すれば料理が苦手な人でも、栄養バランスの良い食事をすることができます。料理が苦手で、たくさんの種類のおかずを作るのはハードルが高いという方も、まずは完全食を使って、自宅で食事の準備をすることから始めてみるのもおすすめです。3種類の完全食を紹介したので、上手く活用しながら好きな食べ方やアレンジをしてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか、料理をすることで色々なメリットがあることがわかりました。栄養のことを勉強するのはややハードルが高いので、そんな人は完全食レシピなどに挑戦することで料理の楽しさを覚えてみてください!
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