IT企業で完全食を活用するメリットをお伝えします!
アメリカで考案されてから年月が経ち、徐々に製造・販売するメーカーも増えている完全食の市場ですが、昨今の完全食ブームはなぜ起こっているのでしょうか。特に好んで完全食を取り入れているIT企業にスポットを当てて、その理由やメリットをお伝えします!
IT企業では多くの人が活用している完全食についてまとめました。
完全食とは何か?
完全食は「1日に必要な全ての栄養が摂れる代替食品」というコンセプトで開発された食品です。哺乳類の赤ちゃんが母乳から全ての必要な栄養を摂取できるのと同じように、忙しい現代人の為に私たちの普段の食事にかかる時間と手間を減らして、代わりとなる食品1つで必要な栄養をまかなえる様に考え出されたものです。
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完全食を解説します
完全食はまだ明確な定義こそないものの、1日に必要なビタミン・ミネラル・炭水化物などの栄養素をバランス良く摂れるように作りだされていて、3食すべて置き換えることによって厚生労働省が発表している1日に必要な栄養を全てまかなえる食品という基準が一般的となっています。
昔の日本と比べると、現代は夫婦共働きの割合が多く、食の欧米化が進み、伝統的な和食から多様な食事メニューへと変化しています。現代は女性の社会進出や食事の多様化などが大きく変化をもたらしているので、完全食は食事に悩む現代の日本人のニーズにとてもマッチしていると言えるでしょう。
栄養摂取で仕事のパフォーマンスを上げる
人間の脳がエネルギーにできるのは糖質だけなのは広く知れ渡っていますが、ご飯やパンなどの炭水化物やチョコレートみたいな甘いものを食べれば、それだけで頭脳がフル回転するといった単純なものではありません。
糖質を効率よくエネルギーとして使い、それをサポートする様々な役割を持った栄養素によって私たちの脳はパフォーマンスを発揮できているわけです。仕事をする上でとても重要となる集中力と判断力にフォーカスして、それぞれの栄養素がどのように影響を与えているか見てみましょう。
栄養をコントロールすることで仕事の効率化をはかるってこと?
すごい発想だな…。
集中力を向上させる栄養
糖質をエネルギーに変換する「ビタミンB1」
ビタミンB1が欠乏するといくら糖質を摂取しても脳がエネルギー不足状態に陥ってしまい、疲労物質が溜まることで精神が不安定になりやすくなります。そのため焦りやイライラなどが集中力を妨げる原因となってしまいます。
脳に沢山の酸素を運ぶ「鉄分」
鉄は赤血球を構成するヘモグロビンとなり、体中に酸素を運ぶ為に重要な働きをするミネラルの一種です。この為鉄分が不足すると貧血になり、倦怠感を感じたり運動機能や免疫力の低下、イライラや集中力低下の原因となってしまいます。
脳に酸素を送り込むことができると、脳の疲労が回復して頭がすっきりするので集中力を発揮できるようになります。鉄の吸収率を上げるためにはビタミンCを含む食材と一緒に摂ることが大切です。
正常な赤血球を作り、神経伝達物質の合成に欠かせない「ビタミンB12」
ビタミンB12が不足すると無気力になり、集中力低下、意欲の低下、抑うつ気分を招いてしまいます。シナプスで情報を運ぶ神経伝達物質を作り出す作用があり、ホルモンバランスを整える働きも併せ持つ為パフォーマンスアップには決して欠かせない栄養素です。
植物性の食品には全く含まれていないため、偏った食事をしている方は注意が必要です。
判断力を向上させる栄養素
脳や神経の興奮を鎮める「マグネシウム」
マグネシウムが不足すると気分が落ち着かず興奮しやすくなり、判断能力は地に落ちてしまいます。瞬時に冷静な判断を下す為には欠かせないミネラルです。
神経伝達に必須のミネラル「カルシウム」
カルシウムはマグネシウムと同様に神経の興奮を抑える働きもあります。血液がカルシウム不足状態になると、昔から言われている様に感情のコントロールが効かなくなりイライラして冷静さを失う原因となります。
さらに吸収効率を上げるにはビタミンDも一緒に摂取すると良いでしょう。
完全食は忙しいビジネスマンに活用されている
完全食の一番のメリットは圧倒的な時間短縮効果です。きちんとした栄養を摂ろうとすると、野菜・果物・肉・魚介・海藻など、多様な種類の食材を口にする必要があります。
仕事でパフォーマンスを発揮したいのであれば、栄養バランスを考えなければならないのに加え、外食に頼るのは不向きなので自炊も必須となり、頻繁に買い物に行かなければなりません。
1日2食分だけの自炊を考えても、とても膨大な時間と労力を必要とします。買い物にかかる時間を60分・月に8回、朝食30分・夕食60分の調理時間を仮定すると合計で1ヶ月におよそ53時間という計算結果になります。
1ヶ月で53時間?
もちろん、個人差は大きく出ると思いますがしっかりと栄養バランスを考えるとその程度の時間は必要です。
考えただけでも、恐ろしい程食事をする為に時間を費やしていることがわかります。さらに献立を考える時間や調理の片付けの時間も取られますから、一般的な労働時間1週間分を軽く超える計算です。
これだけの時間を節約でき、栄養をバランスよく摂取できるという完全食は合理的な考えをするビジネスマンの間で人気となりました。
IT企業で完全食を活用するメリット
完全食は栄養の知識がなくても誰でも健康を維持でき、さらにパフォーマンスも発揮できて新しく栄養に関する情報を取得する時間が省ける画期的な新しい食品です。IT企業が完全食を活用することで社員の生活や生産性にどのように影響を及ぼすのか、そのメリットを見ていきましょう。
食事の時間を短縮し、栄養チャージ
ビジネスマンが例えばいつもお昼休みに昼食をコンビニに買いに行ったり、ランチに出かけていたとします。60分の休憩の中でコンビニに歩いて行って昼食を買うだけの為に混雑したレジに並ばなければなりませんし、ランチタイムでは食事をして会社に戻るのが精一杯でしょう。
普通はそんなもんだよ。
もし、昼食を完全食に切り替えれば、少しの時間ランニングや散歩などの軽い運動をする余裕が生まれますし、必要な栄養を補給することができます。リフレッシュして午後からの仕事にも取り組め生産性を上げることができるでしょう。
昼寝する時間が確保できると最高だけどね。
睡眠の質を上げて運動不足解消
IT企業の業務は基本的にデスクワークがほとんどで一日中パソコンと向かい合っています。夜遅くまでブルーライトを浴びるので、そのままでは睡眠の質も低下してしまいます。
さらに体を動かす業務が少ないので自ら運動をしなければ慢性的な運動不足となります。運動をすれば血圧や血糖値が改善し、ストレスにも強くなり睡眠の質も高まります。このことを理解しているにも関わらず、生活に運動を取り入れている方は多くありません。
そこで完全食を取り入れることで仕事の合間や就業後に運動をする時間が確保することができます。さらにブルーライトで興奮した脳を鎮めるミネラルの作用で睡眠の質も上がり、翌朝にはスッキリと目覚めることが期待できます。
副業を効率よくこなす
これまで多くの企業で副業は禁止されてきましたが、厚生労働省が働き方改革を推し進めた影響により、副業を解禁している企業が増え、今では副業をする事は当たり前のものとなりつつあります。
特にIT企業では仕事で培ったスキルをそのまま副業に転用できるケースが多いため、多くのビジネスマンが盛んに副業を行っています。
自分のスキルが収入増になるし、社会に貢献できるからみんなやるよね。
会社からの帰宅途中に買い物をし、夕飯の準備をして普段の食事をするのと、短時間で完全食を摂取することで時間を節約することができます。
完全食は白米やパスタに比べて食後血糖値の上昇が緩やかな大豆由来の食べものが多いので、食後に眠たくなることも少ないのです。そして脳の疲労を回復して集中力を取り戻せるため、より効率的にまとまった時間を確保して副業に取り組むことが可能になるのです。
完全食を福利厚生として社員に提供する企業も
最近では完全食のメリットに着目し社員に提供し始める企業も増えています。ベースフード社が新たに展開する設置型社食サービスの「BASE FOOD STAND」がスタートしました。
このサービスは初期費用や月額費用が無料でベースフード社の食品を設置することができるサービスで、おにぎりやカップ麺で食事を済ませてしまう従業員の健康面をサポートすることができるので、従業員にとっても企業にとってもメリットのあるサービスとなっています。
完全食の知名度が上がるにつれ、こういったサービスを取り入れる企業も必然的に増えていくはずです。
まとめ
労働力不足や働き方改革という時代の波を受けて最先端を行くIT関連の業種は大きく影響を受けています。そのため一人当たりの生産性を上げることが企業にとって優先課題となり、食事にも効率化を求める時代になってきていると言えます。
こうした考え方が個人や企業の食事に対する考えに及んでいく傾向は、日本だけではなく世界的に見てもますます加速していくことでしょう。
今回はIT企業での完全食の活用を考えてきましたが、多くの企業でも当てはまることがあるのではないでしょうか?次回も完全食について取り上げます!
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