完全食とは何か?サプリ、スーパーフードとの違いを徹底解説!
世の中には、健康を維持するためや、向上するために有効な食品が数多く出回っています。その中でも、サプリメントやスーパーフードについては、誰もが知っていることでしょう。 さて、では完全食という食品を皆さんはご存知でしょうか?完全食は昨今、健康意識の高い人達の間で着々と注目を浴びてきている食品です。今回は、この完全食について詳しくお話しすると共に、サプリメントやスーパーフードとの違いを細かく見ていきます。
完全食、サプリ、スーパーフードの違いを考えてみましょう!
健康の基盤は食事!完全食の有効性。
皆さんは健康のために、第一にやるべきこととして何が思いつくでしょうか。
実は、健康のために特別しなくてはならない、といったことは本来なく、“正しい生活習慣を継続する”こと、これこそが最も大切なのです。
正しい生活習慣を身に着けるには、適正な食習慣を獲得しなければなりません。ではいったい、正しい食習慣とはどういったものを指すのでしょうか。食事が健康に与える影響や、完全食が正しい食生活の確保に役に立つ理由についてお話しします。
健康のためにはバランスの良い食事が大切
健康には食事が深く関係しています。正しい食習慣には、私たちのカラダやココロのバランスを整え、健康を維持することはもちろん、生活のリズムを整えるなど他にも多くの効果があります。
不規則な食習慣を続ければ、必要な栄養素が不足してしまい健康に害を及ぼしたり、糖質や脂質、塩分の過剰摂取により糖尿病や肥満、高血圧症などの生活習慣病を引き起こす原因になってしまいます。生活習慣病は一度かかってしまうと治りづらい厄介なものです。健康のためにも、今一度、食習慣を見直しましょう。
食生活を見直すっていうのもなかなか難しいよね…。
習慣を変えるってことだもんね。考え方から変える必要があるよね。
正しい食習慣の獲得には、栄養バランスがとれた食事を1日3食、継続的に食べることが重要になります。栄養バランスが取れた食事とは、私たちの身体に必要な栄養素のすべてを過不足なく含んだ食事を意味します。
このような食事を準備するには、主食・主菜・2つの副菜を揃えると良いと言われています。これは、お皿の数、つまりおかずの種類を増やすことで、いろいろな食材から偏りなく様々な栄養素を摂ることが目的とされています。
しかし、実際にこれを毎日三食も続けるとなると、献立を考えたり、調理をしたりなど、多くの時間や手間が掛かり困難なものです。そこで、栄養バランスの良い食事を摂るためのサポートグッズとしておすすめしたいのが完全食です。
完全食とは?
完全食とは、ヒトが一日に必要な栄養素をバランスよく効率的に摂取することができる食品です。世界で初めて販売された完全食は2013年に商品化された“ソイレント”という商品であり、開発者のロブ・ラインハートは完全食の産みの親とも言えるでしょう。
完全食の魅力は、なんといっても、調理をせずに栄養バランスの良い食事を摂ることができるという点です。時間や手間をかけずに必要な栄養素をチャージできるので、食事面から健康をサポートしてくれます。
ドリンクタイプの完全食とかは本当に時短で便利だよね。
今では、日本でも若い層を中心に、完全食が注目されています。国内ではBASE FOOD、COMP、日清食品などの企業から商品が販売されており、主にオンラインショップで購入することができます。
完全食、サプリメント、スーパーフードの違い
従来では、健康を維持、向上するための食品といえば、サプリメントやスーパーフードが注目されてきました。そして、今回ご紹介している完全食も今後、その一つとしてさらに注目されるようになるでしょう。ここでは、完全食とサプリメント、スーパーフードの違いを、各特徴をあげながらお話ししていきます。
完全食
完全食は前述した通り、ヒトが1日に必要な栄養素をバランスよく効率的に摂取することができる食品です。特定の栄養素が特化して多いというわけではなく、すべての栄養素を過不足なく必要量含んでいます。
いくつかの企業から商品化されており、食形態は、パスタから、パン、パウダー、スープ、グミなど様々あります。パスタやパンなどがあるので、食事として楽しみながら栄養素をチャージすることができます。
サプリメント
サプリメントは、いわゆる健康食品の1つであり、国内では健康補助食品や栄養補助食品などもサプリメントと同じ意味で扱われています。
日本で言うサプリメントは「Dietary(飲食物) Supplement(補足)」の略であり、日常の食事で不足しがちな栄養成分を補うことを目的とした食品のことを指します。特定の栄養素が特化して多いので、私たちは目的に合わせて適切なサプリメントを選ぶ必要があります。
サプリメントには、カプセル状や粉末タイプのものが多く、薬と間違えてしまう人もいますが、あくまで食品の一部です。
また、食品だからといって好きなだけ食べていいわけではありません。特にサプリメントは、少量で多量の栄養素を含みますので、適正量を守らないと過剰摂取による健康被害をもたらす危険性があるということを理解して用いなければなりません。
うーん、活用するために知識が必須ってことだよね…。
最近はコンビニとかで売ってるけど自分に合ったものって選ぶのが難しいよね。
スーパーフード
スーパーフードとは、一般的な食品に比べ栄養価の高い食品、または、ビタミンやミネラルなど特定の栄養素(健康成分)を豊富に含んだ植物由来の食品のことを指し、基本的にはヘルシーなものが多いです。
馴染みのあるスーパーフードとしては、キヌア、チアシード、アサイー、納豆などがあげられ、他にも数多くのスーパーフードが存在します。
納豆は馴染みのあるスーパーフードだな。
一般的な食品とサプリメントの中間にくる存在であり、料理の食材に用いることで食事として楽しむこともできますし、かつ健康食品としての機能を持ち合わせます。
惜しくも、スーパーフードはすべての栄養素を過不足なく含んでいるわけではないので、それだけでは栄養バランスの完璧な食品とは言えませんが、普段の食事に上手に取り入れることで、栄養バランスの良い食事をとるためのサポートをしてくれます。 (参考:一般社団法人日本スーパーフード協会)
1日1食完全食を習慣化させたい、その理由とは!
これまでで、完全食、サプリメント、スーパーフードの各特徴についてお話ししました。どれも、栄養バランスの良い食事の摂取をサポートしてくれるアイテムになりますが、使用場面や目的が異なってくることを理解していただけたでしょうか?ここで、なかでも普段の食事として手軽に取り入れられる、かつ健康の維持、向上に適した食品として、おすすめしたいのが完全食になります。
食事として成り立つ
スーパーフードやサプリメントは特定の栄養素が高くとも、足りない栄養素は他の食材や料理で補う必要が必ずあります。よって、それ単体では食事として成り立ちません。
特にサプリメントは、粉末やカプセル状のものが多く、およそ食事とは言えないでしょう。その点、完全食は面倒な献立作成や調理をしなくとも、それ単体を食事として食べることができます。
例えば、BASE FOODのBASE BREADであれば、パンなので調理をせずに、すぐに食べることが可能です。しかも、そのパンのみで必要な栄養素が全てそろっているので、栄養のことを難しく考えず、簡単に栄養バランスのとれた食事を摂ることができます。
さらに、BASE PASTAなどであれば、ちょっとしたアレンジを加えるだけで、味のバリエーションもたくさんでき、飽きがこないのでおすすめです。
ベースフードの記事はここで詳しく取り上げてるから読んでみてね!
過剰摂取の危険がない
栄養素の中には、耐容上限量と言って、「その値を超えたら過剰摂取であり健康障害を発症するリスクがありますよ」ということを示す値が設定されているものがあります。
サプリメントやスーパーフードは特定の栄養素が特に多く含まれているので、安易な気持ちで使用すると、この耐容上限量を超えてしまうケースも多く、使用の際は摂取量を十分に考える必要がでてきます。特に、サプリメントは前述したように少量で多量の栄養素を含むものが多いので、過剰摂取には注意が必要です。
確かに、これはちょっと心配。
一方、完全食には、必要とする栄養素が過不足なく含まれています。よって、完全食を1日3食分食べるとした場合、特定の栄養素が過剰に摂取されてしまう可能性は低いと考えられます。
持ち運び簡単、どんな状況でも対応できる
完全食は、携帯性にとても優れています。例えば、学校や職場にランチとして持っていくことができます。個包装でスペースを取らないものが多いので、バックがかさばることもありません。
調理なしに即食べられるタイプの完全食が多いので、時間のない朝でも、出勤時間の合間など隙間時間を利用して、時短で栄養チャージをすることもできます。
まとめ
私たちの身の回りには、健康の維持、向上を目的とした食品が様々ありますが、今回はその違いと完全食について取り上げてみました。ぜひ他の記事も読んで参考にしてみてください。
今回は完全食、サプリメント、スーパーフードの違いを中心に完全食の習慣化を考えてみました!次回もお楽しみに!
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