日本発!「主食としての※完全食」の完成、ベースフードについて。
現在国内ではBASE FOOD(ベースフード)、All-in PASTA、COMP、REATの4つの完全食ブランドが展開されています。今回はその中からベースフードをピックアップしてご紹介致します。
今回は※完全食の初心者でも導入しやすいベースフードについてみていきましょう!
ベースフード社代表、橋本氏のアイデア
パウダータイプや液体タイプが多い※完全食の中で、パンや麺という主食の形で展開されているベースフードはひときわ目立つ存在です。一体どういった経緯で開発されたのでしょうか?
1人暮らしで健康を損ねる生活から閃いたもの
IT企業で働いていた橋本氏は、仕事に打ち込む日々の中で食事が疎かになっていることに気づきます。すぐに食べられるカレーやラーメン、コンビニ食、または懇親会や会食など、自炊よりも外食が中心となっていました。食事をきちんととっていても、栄養の偏りが健康診断の結果にも現れており、このままでは健康を損ねると危機感を抱きました。
しかし忙しい生活の中で凝った自炊を行う余裕はなく、また健康的な献立を考える栄養学的な知識を持っていなかった彼にとってはそのハードルの高さがネックとなっていました。そこで、「毎日食べる主食の栄養バランスが良ければ、食事を楽しみながら健康になれるのではないか?」という発想に至りました。
ベースフードは1人の日本人サラリーマンが生み出した商品だったんだね!驚き!
これは従来の完全食に多かった「これだけで食事が成立する」という考え方とは全く別のアプローチであると言えるでしょう。従来の食事スタイルと共存していく「全く新しい主食」という概念だったのです。
未経験の食品開発
橋本氏はまず麺の開発に着手しました。麺を作るためには、栄養面だけではなく食品加工技術も要します。もちろん味も美味しくなくてはいけません。これまでに食品開発の経験が無かった彼はIT企業の退職を決意し、独立して完全食の開発の道に進みます。
本当に0からのスタートだったのね。
ベースパスタ(現ベースヌードル)、ベースブレッドの完成
彼は何度も試行錯誤を繰り返し原材料や製造方法を見直しました。クラウドファンディングで資金を集め、構想から1年後の2017年、彼の最初の完全食であるベースパスタを世に送り出しました。2019年にはパンタイプの※完全食としてベースブレッドが発売されたほか、ベースパスタはベースヌードルへとリニューアルされています。
ベースフードシリーズは発売後も3ヶ月~半年のスパンで常に改良が行われています。時にはシェフや一般ユーザーからもヒアリングを行い、常に人々に寄り添った完全食作りを目指しています。
ベースブレッドとは?
ベースブレッドはパンのタイプの※完全食です。
見た目は通常のパンと変わりませんが、26種のビタミンとミネラル、28.1gのたんぱく質、6.8gの食物繊維など、健康な生活を送る上で必要な栄養素が一つになっています。これは糖質が大半を占めていたこれまでのパンからは考えられない栄養価の高さです。特にたんぱく質の含有量は一般的なコンビニのサラダチキン(約25-30g前後)とほぼ変わらないため、筋トレ後の食事としても有効です。
1袋2個入りで390円(税別)という価格も良いね!他の完全食よりも安い。
原材料は小麦粉のほか、ベースブレッドは大豆や米など様々な種類が使用されています。温めるともちもちとした食感になります。パン単品としてはもちろん、サンドイッチやスープの付け合せなど様々な料理と合わせることが可能です。
パンなので、自分の好きなアレンジが可能な点も特徴ですね。バターやハチミツを塗って食べてもいいですし、少し手を加えてハンバーガーにしても美味しいです。
ベースブレッドはこんな人におすすめ!
朝は忙しくてパンしか食べられない、という学生や社会人でもベースブレッドに置き換えるだけで栄養摂取量は大幅に変わるでしょう。袋から取り出しそのまま食べられるのが嬉しいポイントです。
朝は2分で食べて栄養チャージできるからおススメ!
ベースブレッドは通常のロールパンと比較して糖質が30%オフ(※日本食品標準成分表2015年版(七訂)より、ロールパンとの比較(同量)。)になっています。そのため、糖質制限をしている人の選択肢としてもおすすめです。食物繊維が豊富に含まれていることから、糖質制限中の便秘対策にもなります。
ベースヌードルとは?
ベースヌードルは麺タイプの完全食です。26種のビタミンとミネラル、31.5gのたんぱく質、8.2gの食物繊維が含まれています。ベースブレッドよりも1食あたりのタンパク質と食物繊維が多く含まれていますが、糖質は45%カットされ全体のカロリーとしてはベースブレッド以上に低く設計されています。
ダイエットで活用するならベースヌードルが良いかな?
どっちも食べ比べてみると良いよ!ベースヌードルは少し味にクセを感じる人もいるかもしれない。
生麺のベースヌードルは調理が必要ですが、茹で時間が3分と通常のパスタと比較しても早く食べられるのがポイントです。茹でることで栄養価が損なわれるのでは?という心配の声もありますが、茹でた後の栄養価が基準値を満たすよう設計されているので、むしろ通常の野菜を調理して食べるより効率的に栄養が摂取できると言えるでしょう。
旧製品名がパスタであるためパスタとしてしか利用出来ない印象ですが、ラーメンや蕎麦として調理することも可能です。和風パスタやスープパスタなど様々なアレンジレシピがユーザーにシェアされています。非常に腹持ちが良いのも特徴です。
インスタグラムなどで検索すると色んなアイデアが出てきます!見てみてください!
ベースヌードルはこんな人におすすめ!
ベースヌードルの利点はベースブレッドとも共通していますが、加えてベースヌードルは加熱調理のため、温かい状態で食べられるのがポイントです。
従来のパウダータイプや液体タイプの完全食では加熱によって成分が損なわれたり、温めた際に独特の風味が強くなって苦手という声も少なくありませんでした。体を冷やしたくない方、胃腸の弱い方には特におすすめです。
ベースフード、世界への挑戦
日本の食品は味と安全の双方で世界中から高い信頼を得ていると言えます。食品として味や安全性にまだまだ伸びしろのある完全食市場において、食へのこだわりの強い日本企業の参入が注目を集めることは言うまでもありません。
主食としての※完全食は世界初
”主食”という形での完全食は世界的に見ても珍しく、従来の食事に違和感なく溶け込んで「食事の楽しみ」を維持できる特徴があります。粉末タイプの完全食をクッキーやパンにする試みを行うユーザーも多いことから、従来の食品と同じ形の完全食は需要が高いと言えるでしょう。
食事は美味しく楽しいものでなければ継続が困難であることは言うまでもありません。開発者の橋本氏は今後も味への追求を続けていくと話しています。
2019年からアメリカで販売開始!
ベースフードはフードとテクノロジーを融合させる”フードテック”が盛んなアメリカでも発売が開始されました。成分基準はFDA(Food and Drug Administration/アメリカ食品医薬品局)にするなど、その国の人々に合わせた設計で作られています。
アメリカでの展開が軌道にのれば、さらに他の国でも発売される可能性があります。これを機に、ベースフードは世界中で活用され、※完全食において最も注目される存在になる可能性があります。
ベースフードはどこで買える?
ベースフードは公式通販サイトのほか、Amazonでも購入が可能です。Amazonもベースフード社が直接販売しているため、安心して購入することが出来ます。また、実店舗ではファミマ!!関東41店舗(2021年4月時点)で販売されています。今後も広がっていくでしょう。
コンビニで買えるようになると便利なんだけどね。
BASE FOOD継続コース スタートセットは割引になる!
公式通販サイトでは4週間毎にベースブレッドとベースヌードルが各4袋ずつ、ソースとトッピングが各1食ずつ届くセットが販売されています。常温保存が可能なため、まとめ買いが出来るのがベースフードの利点です。また初回は商品価格20%オフ、2回目以降10%オフの価格でご購入できるため、単品で購入するよりもお得なのが特徴です。
(公式) 初回限定20%OFF!完全栄養の主食 BASE FOOD スタートセット
まとめ
主食の代替として取り入れられるベースフードシリーズの登場により、これまで「完全食を食べてみたいけど、味や食事の楽しみを損ねないか気になる」「筋トレ・ダイエットに利用したいけど、食べごたえのあるものがいい」と敷居の高さを感じていた方でも気軽に完全食を導入できるようになりました。
従来の食事と完全食との関わりが議論される中で”主食”という形で従来の食事と調和する道を選択したベースフードは、今後私達の食卓をより健康的で豊かなものにしてくれるに違いありません。
※栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・n-6系脂肪酸・炭水化物・ナトリウム・熱量を除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。
今回は完全食の中でも初めての人でもお試ししやすいベースパスタについて見てきました!興味がある人は試してみましょう。
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