肌トラブルにお悩みの方に、完全食で肌荒れを改善する
カサついたり吹き出物ができる肌荒れは、ターンオーバーの乱れや肌のバリア機能の低下によって引き起こされます。その原因として考えられるのは、栄養不足、食生活の乱れ、無理なダイエットなどです。そんな肌荒れの改善には栄養バランスの取れた食事が欠かせません。そこで活用したいのが栄養価に優れた完全食です。
今回はお肌のトラブルについて、その原因と完全食を活用した改善方法について紹介します!
肌荒れはどのようにして起こるのか
肌はとってもデリケートな部位で、ちょっとしたことでカサついたり、ブツブツができたり、赤みやかゆみが出たりします。このような肌トラブルは、ターンオーバー(新陳代謝)の乱れや肌のバリア機能の低下によって引き起こされます。どちらも放置すると肌の老化が進み、ハリと潤いが失われて、シワやたるみが目立つようになります。
ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーとは
ターンオーバーとは新陳代謝のことです。皮膚は上から順に大きく分けて、表皮、真皮、皮下組織の三つの層で構成されています。このうち私たちが肌と呼んでいるのが表皮です。さらに表皮は四つの層に分かれていて、一番下の基底層では細胞分裂が繰り返され、新しい細胞が生まれています。
これらの細胞は後から生まれてくる新しい細胞によって、徐々に上へ上へと押し上げられていきます。表面まで押し上げられた細胞は最終的に角質となり、役目を終えると垢となって剥がれ落ちます。この肌が生まれ変わるサイクルがターンオーバーなのです。このサイクルが正常であれば、肌の機能を保つことができます。
ターンオーバーの乱れとは
ターンオーバーのワンサイクルは年齢によって異なりますが、平均すると約6週間とされています。ターンオーバーの乱れとは、何らかの影響でこのサイクルが早くなったり遅くなったりすることです。
ではなぜターンオーバーが乱れると肌荒れになるのでしょうか? ターンオーバーが早いと肌細胞が十分に形成されないまま、表面に出てしまいバリア機能が低下してしまいます。逆にターンオーバーが遅すぎると、古くなった角質がいつまでも剥がれ落ちず、新しい細胞が表面に出てこれなくなります。これは肌機能が低下することを意味しています。
なるほど、ターンオーバーが早くても遅くても問題なんだな。
肌のバリア機能の低下
バリア機能の低下も肌荒れを引き起こします。健康な人の肌は水分と油分をバランス良く含んでいます。ところが加齢や紫外線、あるいは栄養不足によって、水分と油分のバランスが崩れるとバリア機能が低下し、肌が荒れやすくなるのです。
また真皮層には肌のハリと潤いの維持に欠かせない、コラーゲンやヒアルロン酸が蓄えられています。これらが加齢などが原因で減少すると、水分を十分に蓄えることができなくなり、肌が乾燥してカサついてしまいます。
肌荒れの原因
肌荒れはターンオーバーが乱れたり、肌のバリア機能が低下することで引き起こされます。ではなぜこのようなことが起こるのでしょうか? もちろん加齢による肌の老化が関係していますが、肌荒れは若い人にも起こります。考えられる原因は、栄養不足や食生活の乱れ、炭水化物カットに代表される無理なダイエットです。
栄養不足
ビタミンやタンパク質、アミノ酸が不足すると、肌は元気を失って新陳代謝が低下してしまいます。その結果として、新しい細胞が生まれるまでに時間がかかるようになり、ターンオーバーが遅くなって、肌荒れが引き起こされます。
結局、美容とかアンチエイジングって栄養の知識が必須だよね…。
確かにそうだよね。「栄養バランス」って難しいよね。
食生活の乱れ
不規則な食生活も肌荒れの原因です。暴飲暴食をしたり、野菜が不足していたり、脂肪分を摂り過ぎると、血液がドロドロになり血流が滞りやすくなります。皮下組織には毛細血管が張り巡らされていますが、この血管が詰まると肌に栄養が行き届かずに、ターンオーバーが乱れてしまいます。さらにコラーゲンの材料であるタンパク質やアミノ酸が十分に供給できなくなり、バリア機能の低下に繋がります。
無理なダイエット
スタイルを気にする女性は、早く体重を落とそうと無理なダイエットに走ることがあります。しかし、無理に食べる量を減らしたり、食事を抜いたりすると、肌に栄養が行き届かなくなります。
さらに炭水化物カットなどで食物繊維の摂取量が不足すると、便秘が引き起こされます。便秘によって腸内環境が悪化すると、有害物質を腸内に溜め込んでしまい、やがて腸壁から吸収されて血流に乗って全身を駆け巡ります。この有害物質が皮膚から排出されると、吹き出物などの肌トラブルとなって表れるのです。
栄養バランスの取れた食事で肌荒れを改善する
肌荒れの改善には栄養バランスの取れた食事が欠かせません。ビタミンA、ビタミンB2、B6、ビタミンC、ビタミンE、そしてタンパク質をバランス良く摂りましょう。必要な栄養素が肌にしっかり供給されると、ターンオーバーの乱れが整えられ、肌のバリア機能が回復し、肌荒れの改善に繋がります。
ビタミンA
皮膚や粘膜の健康に欠かせない栄養素です。肌のバリア機能の維持にはビタミンAが必要です。
ビタミンB2
皮脂のバランスを整えて、皮膚と粘膜の健康を維持する働きがあります。
ビタミンB6
肌のターンオーバーのサイクルを整える働きが期待できます。
ビタミンC
肌の水分保持に不可欠なコラーゲンの生成を促し、皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあります。また紫外線から身を守り、肌のダメージを軽減する効果が期待できます。
ビタミンE
有害な活性酸素を除去し、血流を促進して動脈硬化を予防します。また紫外線から身を守り、肌のダメージを軽減する効果も期待できます。
タンパク質(アミノ酸)
タンパク質は肌にハリと潤いをもたらすコラーゲンの材料です。さらに代謝を促して、ターンオーバーの乱れを整える効果も期待できます。
完全食を活用して肌荒れを改善する
肌荒れの改善には栄養バランスの取れた食事が欠かせません。そこで活用したいのが完璧な栄養バランスを実現した完全食です。肌に必要なビタミンとタンパク質を過不足なく含んでいるので、毎日の食事に取り入れるだけで肌の調子を整えることができます。忙しくて食事に手間をかけられない方に完全食はおすすめです。
完全食についてはこのサイトで取り上げているから色々読んでみてね!自分に合った完全食を探すのも良いかも。
必要な栄養素を過不足なく含む完全食
完全食は人間が生きていくのに必要なタンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルを過不足なく含む理想の食品です。栄養バランスが完璧であり、これさえ食べていれば肌荒れの原因の一つである栄養不足を防ぐことができます。食生活に不安を感じている方は完全食を積極的に活用しましょう!
ビタミンを満遍なく含んでいる
毎日の食事で必要なビタミンを満遍なく、それも十分な量を摂るのは大変です。野菜、果物、乳製品、肉類などできるだけ多くの食品を取り入れる必要があります。完全食ならビタミンAもB群もCも満遍なく、十分な量を含んでいるので、ビタミン不足に陥る心配は要りません。
例えば日本でも購入できるCOMPシリーズには、2200kcalあたり以下の量のビタミンを含んでいます。いずれも成人が1日に必要とする量を大きく上回っています。
表で見てみよう!
完全食に含まれる量 | 成人の推定平均必要量 | |
ビタミンA | 1045μg | 450~600μg |
ビタミンB2 | 2.8mg | 1.0~1.3mg |
ビタミンB6 | 3.3mg | 1.0~1.2mg |
ビタミンC | 200mg | 85mg |
ビタミンE | 19.2mg | 6.0~6.5mg |
なるほど!これはわかりやすい!
タンパク質をしっかり摂れる
完全食は栄養価の高さが魅力で、コラーゲンの材料であるタンパク質を豊富に含んでいます。
例えば日本でも購入できるCOMPシリーズには、1日の平均必要カロリー2200kcalあたり、83gのタンパク質を含んでいます。厚生労働省が設定している推奨量は、成人男性は1日60g、成人女性は1日50gですから、それよりも3割以上多く摂ることができます。
まとめ
多くの女性を悩ます肌荒れは、ターンオーバーの乱れや肌のバリア機能の低下によって引き起こされます。その原因として考えられるのは、栄養不足や食生活の乱れ、無理なダイエットです。肌荒れの改善には栄養バランスの取れた食事が欠かせません。そこで活用したいのがビタミンを満遍なく含み、タンパク質をしっかり摂れる完全食です!
今回は、肌トラブルについて考えてきました!完全食も様々な商品が開発されて盛り上がってきましたね!完全食について面白い情報があればぜひメッセージをお願いします!
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