冷え性の方に、完全食で体を温めて血行を良くする

冷え性の方に、完全食で体を温めて血行を良くする

「入浴後すぐ体が冷える」「手足が冷えて眠れない」といった冷え性は、女性に多い症状です。原因は偏った食生活や血行不良で、栄養バランスの良い食事を摂り、運動することで改善に繋げることができます。まずはしっかり栄養を摂るように心がけましょう。そこで活用したいのがタンパク質やビタミンを豊富に含む完全食です。

 

サヨコ

今回は「冷え性」を改善する方法を考えてみることにします!

冷え性のメカニズム

 

私たちは食べたり運動することにより体内で熱を作り出し、その熱を血液と一緒に全身に供給することで、体温を一定に保っています。

ところがタンパク質やビタミンが不足したり、血行不良に陥ると、熱の産生量が減少し、作った熱を全身に運ぶことができなくなります。その結果として引き起こされるのが冷え性なのです。

冷え性の原因

東洋医学で冷えは「万病のもと」と呼ばれています。冷え性は手足が冷えるだけではなく、頭痛・腰痛・肩こり・下痢など、さまざまな体の不調を引き起こすことが多いのです。そんな冷え性の原因としては、体質のほかに生活習慣や食生活の乱れ、月経や閉経による女性ホルモンの変動などが考えられます。

食生活の乱れ

冷え性の原因としてまず考えられるのが食生活の乱れです。無理なダイエットや偏食によって、タンパク質や炭水化物が不足すると、体が冷えやすくなります。

私たちの体はエネルギー源であるタンパク質・脂質・炭水化物を燃焼させることで、体温をキープし体を動かしています。ですからエネルギー源が不足すると、体が十分に温まらず冷えに繋がってしまうのです。

 

ユカ

こうして考えると食生活って超重要なことだってわかるね。

タケル

まあ、そうだよね。僕らの体は食べるものでできているからね。

血行不良

血行不良も冷え性を引き起こす原因です。自律神経の乱れや低血圧、貧血などで血流が滞ると、熱を体の隅々まで運ぶことができなくなり、手足の冷えや頭痛・肩こりなどに繋がります。

運動不足

冷え性は女性に多い症状ですが、その理由としては一般的に男性よりも筋肉量が少ないことが挙げられます。

ですから運動する習慣がなく、もともと筋肉量が少ない人ほど冷え性に陥りやすいのです。また熱は体を動かすことで作り出されます。運動不足の人は体が温まりにくく冷えやすいので要注意です。

 

ケースケ

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冷え性を改善する方法

 

私たちの体は寒さを感じると血管が収縮して、体温が下がらないように熱を体の中心に集めようとします。結果として血流が悪化して体の末端まで血液が十分に行き渡らず、手足が冷えやすくなります。逆に体が温まると熱を放出するために血管を拡張して、体温を下げようとします。ですから体を温めて血管の拡張を促すことで冷え性を改善に導くことができるのです。

食事の栄養バランスに気を配る

よく冷え性には体を温める食べ物や飲み物が良いと言われます。確かに温かいお茶やコーヒーを飲むと、血管が拡張して体がポカポカしますが、あくまで一時的なものです。

ほかにもトウガラシやショウガなど、体を温める食べ物を摂ると良いと言われています。トウガラシには体温を上げる作用を持つカプサイシンが含まれています。

ですがキムチ鍋などを食べて体温が上がっても、汗をたくさん掻くのですぐ体温が下がってしまいます。またショウガにも体を温める作用がありますが、これも一時的なものです。つまり実際のところ冷え性を改善できる食品はないのです。

 

タケル

無いのか…。

ユカ

じゃあ、どんな食べ方をしたらいいの?

冷え性の改善には特定の食品にこだわるのではなく、栄養バランスの良い食事を摂ることが大切です。食事の内容を工夫して、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルをバランス良く摂るように心がけましょう。

タンパク質をしっかり摂る

冷え性の改善に特に重要なのがタンパク質です。熱として消費される量を示す「食事誘発性産熱量」が最も多いのはタンパク質だからです。また炭水化物は肝臓や筋肉に蓄えられ、筋肉を動かすことで熱が作り出されます。

一方のタンパク質は運動と関係なく熱を作り出すので、運動量が少ない人でも体が温まるというメリットがあります。

女性は一般的に男性よりも運動量が少ないので、タンパク質を積極的に摂ることで冷え性の改善に繋げることができます。

運動して筋肉を増やす

食事の栄養バランスに気を配り、体を冷やさないように心がけても、動かなければ熱を効率良く作り出すことはできません。なぜなら熱の約6割は筋肉が作り出しているからです。筋肉量が少なければ作り出す熱の量も少なく、効率良く体を温めることができません。

そこで必要なのが運動です。体を動かして筋肉を増やすことで効率良く熱を作り出し、冷え性の改善に繋げることができます。さらに心臓から送られた血液を押し戻すポンプの役目を担うふくらはぎの筋肉を鍛えると、血流が促進されてより効果的です。まずは仕事や家事の合間にできる体操やストレッチから始め、体が慣れたら毎日30分程度ウォーキングで足腰の筋肉を鍛えると良いでしょう。

完全食で体を温めて冷え性を改善する

 

冷え性を改善するポイントは栄養バランス、タンパク質の摂取、運動の3点です。そこで活用したいのが必要な栄養素を過不足なく含んだ完全食です。忙しくてつい食事を手抜きしてしまう方でも、完全食なら栄養が偏る心配は要りません。しかも冷え性の改善に有効なタンパク質やビタミンB群をしっかり摂ることができます。

必要な栄養素を過不足なく含む完全食

完全食は人間が生きていくのに必要な栄養素を過不足なく含む理想の食品です。

栄養バランスが完璧であり、これさえ食べていれば冷え性の原因の一つである栄養の偏りを防ぐことができます。食生活に不安を感じている方は完全食を積極的に活用しましょう!

 

ケースケ

完全食については他の記事でも解説をしているから読んでみてね!

冷え性の改善に有効な栄養素を豊富に含む

冷え性はタンパク質、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEを積極的に摂ることで改善に繋げることができます。

完全食はこれらの栄養素をバランス良く、しかも豊富に含んでいます。忙しくて食事に手間をかけられないという方でも、必要な栄養素を手軽に摂ることができるのです。

タンパク質

冷え性の改善にタンパク質は欠かせません。タンパク質は最も多くの熱を作り出す栄養素であり、筋肉の材料でもあります。完全食なら1日に必要なタンパク質をしっかり摂ることができます。

例えば日本でも購入できるCOMPシリーズには、1日の平均必要カロリー2200kcalあたり、83gのタンパク質を含んでいます。厚生労働省が設定している推奨量は、成人男性は1日60g、成人女性は1日50gですから、それよりも3割以上多く摂ることができます。

ビタミンB群

ビタミンB群は食事から摂ったタンパク質・脂質・炭水化物の代謝に関係する重要な栄養素です。熱はこれらの栄養素を体内に取り込んで燃焼させることで作り出されますが、燃焼にはビタミンB群が欠かせません。

完全食にはビタミンB群を満遍なく含んでいます。例えば日本でも購入できるBASE BREADには、1食分にビタミンB1とB6は0.4mg、B2は0.3mg含んでいます。これは厚生労働省が設定している推定平均必要量の1/3に相当します。

 

タケル

BASE BREADについてはこちらで解説しているよ!

ビタミンC

ビタミンCには鉄分の吸収を促進する働きがあり、血行不良を引き起こす貧血予防に有効です。

ビタミンCは柑橘類や緑黄色野菜に多く含まれています。ところが現代人は野菜の摂取量が不足気味で、十分な量のビタミンCを摂れているか不安という方も多いでしょう。そんな方にこそ完全食はおすすめです。

例えばCOMPシリーズには、1日の平均必要カロリー2200kcalあたり、250mgのビタミンCを含んでいます。これは厚生労働省が設定している推奨量の2.5倍に相当します。

ビタミンE

ビタミンEには末梢血管の拡張を促して、血行を良くする働きがあります。また優れた抗酸化作用があり、血行不良の原因の一つである動脈硬化の予防にも有効です。完全食なら1日に必要なビタミンEをしっかり摂ることができます。

例えばCOMPシリーズには、1日の平均必要カロリー2200kcalあたり、15.8mgのビタミンEを含んでいます。これは厚生労働省が設定している目安量の約2.5倍に相当します。

 

ユカ

COMPについてはこちらを読んでみてください!

まとめ

 

冷え性は偏った食生活や血行不良によって引き起こされます。冷え性にお悩みの方は、食事の栄養バランスに気を配り、熱源であるタンパク質をしっかり摂りましょう。さらに運動して筋肉を増やすとより体が温まりやすくなります。そこで活用したいのが栄養バランスに優れた完全食です。タンパク質、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEを豊富に含んでいるので、冷え性の改善に繋げることができます。

サヨコ

冷え性に悩む人の参考になったでしょうか?栄養バランスに悩む人はぜひ完全食の活用を考えてみてください!