食べた後の「やっちまった感」をなくすために完全食の活用を考えてみましょう!

食べた後の「やっちまった感」をなくすために完全食の活用を考えてみましょう!

美味しい食事はいっぱい食べたいけれど、好き勝手に食べてしまうと美容や健康などに良くないというのは皆さんご存じの通りです。お手軽で美味しい甘いものや脂質の多い食品への「罪悪感」を払拭するためには完全食の活用を検討しましょう。

 

サヨコ

日本では飽食とも呼ばれる現代、食に対するイメージは大きく変わりました。美や健康を考えると食べることに罪悪感を感じてしまう人もいるかもしれません。今回はそんなテーマです。

食生活に潜むさまざまな罪悪感

 

食生活に潜むさまざまな罪悪感

食事で罪悪感を感じる成分、ワースト3は「糖質」「脂質」「カロリー」です。特に最近では”糖質制限ダイエット”ブームのお陰で、糖質に関する意識が高まっているようです。

しかしこれらは私たちが生きる上で必要な栄養素でもあるので、完全に悪者にしてはいけません。罪悪感を緩和するためにもしっかりと理解を深めていきましょう。

 

ケースケ

まあ、便利で美味いものは体にあまり良くないという認識はあるよ(笑)

ユカ

その認識が罪悪感を生んでしまうのね。

ジャンクフードの罠

ジャンクフードの罠

人間の身体は農業が発明されるおよそ1万年前から遺伝的には何も変わっていないと言われています。私たちには生きていくために食欲が備わっていて、必要な量のタンパク質を摂るまで、いくらカロリーを摂っても食欲はなくならないと言われています。

昔は糖質や脂質はとても貴重で摂取するのが難しかったのです。そのため、タンパク質を満たすことができれば食欲を抑えることができました。

しかし現代では、タンパク質がほとんど入っていない糖質と脂質が多く含まれるお菓子やジャンクフードで溢れています。ラーメン、からあげ、ピザ、ポテトチップス、ケーキ、ジュースetc…。

これらを見ると私たちの脳には美味しさの記憶が広がります。普段、こうした食欲は脳内の海馬というエリアでコントロールしています。

しかし、普段の食事にジャンクフードの割合が多いと海馬に機能障害が発生してしまい、満腹時でもジャンクフードを食べたいという欲求を抑えることができなくなってしまいます。こうしたジャンクフードは自制心を損ない、食欲を増大させてしまっているのです。

罪悪感の源

私たちには、痩せたい、太りたくない、健康を維持したい、いつでも元気でありたい、いつまでも若く見られたい、などといった欲求があります。

私たちには、痩せたい、太りたくない、健康を維持したい、いつでも元気でありたい、いつまでも若く見られたい、などといった欲求があります。社会的な動物である人間が、他人から良く見られたいという願望を持つのは自然なことですし、誰もが病気で苦しみたくはありません。その見た目や健康への欲求から罪悪感が生まれてしまいます。

 

タケル

健康とか美しさは「耐えること」みたいなイメージがあるよね…。

ダイエット

スイーツやジャンクフードの美味しさを知っている私たちは、それらを目の前に出されたら誘惑には容易には勝てないものです。

そしてダイエットをしようと決めて、「食べちゃダメだ」と思えば思うほど意識にのぼるようになってしまい、食べ物の事しか考えられなくなってしまいます。

「ちょっとだけなら…」と食べだしたら止まらなくなったり、「今日はあきらめて、また明日から頑張ろう」などと自分へ言い訳をして食べてしまいます。そして食べてしまった罪悪感のせいで自分を責めて自尊心を失い、そのストレスでまた食べてしまうという悪循環に陥るのです。

美容

甘いものや脂っこいものを食べたり、お酒を飲んだ次の日にはお肌が荒れてしまった経験のある方は多いのではないでしょうか。

女性の中には高級な化粧水や保湿剤を使用していても、食事にはあまり気を使わない人もいるかもしれません。

しかし肌は体調のバロメーターとしての役割があり、食事や睡眠のバランスが崩れるとすぐ肌にあらわれます。それをスキンケアやメイクでごまかせていても、栄養バランスを意識しなければ肌質が悪化し、エイジングも早まってしまいます。

健康

生活習慣病はその名の通り毎日の習慣を良くすることで予防できるものです。甘いものを控えれば糖尿病にはなりませんし、薄い味付けを心がければ高血圧を防ぐことができます。

しかし、「美味しい」という誘惑は非常に強いものです。よほど健康志向の強い人でなければ目先の誘惑に負けてしまうかもしれません。

メンタル

例えば人間関係が上手くいかなかったり、仕事のことで悩んでいたり、強いストレスを感じている時、食事をおろそかにしてしまいがちです。

人によっては喉を通らないからと抜いてしまうこともあるのではないでしょうか。いくらバランスのとれた食事が良いと頭で分かっていても、不調を抱えている時というのは、作ることはもちろん食べる気力すら湧いてきません。

しかし食事がメンタルに与える影響は大きいので、回復が遅れたり落ち込みやすくなり悪循環に陥ってしまいます。

完全食で問題解決に取り組もう

 

完全食で問題解決に取り組もう

日本に住んでいると衣食住はほとんど満たされ、一見幸せな生活を送っているように見えます。しかし昔の人間は採集で根茎や種、葉っぱものなどを常食としながら、不定期に狩りに出て獣系や魚介類でたんぱく質を補給していたのです。長い歴史をたどると身体はこの時代からほとんど進化はしていないのに、急激に文化が発展し生活が一気に変化したことによって、体が適応できずに肥満や病気、精神不安定などの症状があらわれてしまうのです。そこで完全食の活用を考えてみましょう。

 

サヨコ

ここからは完全食を活用した問題解決の提案を行っていきます!

負担にならずにダイエット

パン、ご飯、麺類など、穀物を主食とした食事は、実は人間の体にとっては不都合な食事で、あまり身体に良いと呼べるものではありません。

炭水化物(糖質)が多く、ミネラルやビタミンはほとんど含まれていないため、カロリーに対して栄養の質自体が低いのです。

そもそも「主食」という概念がある国が少数派で、貧しかった時代を生きた先祖から受け継がれた言葉であって、本来人類は多くの食品を満遍なく少量ずつ食べた方が体に合っている生き物なのです。

しかし慣れ親しんだ食生活をやめて、いきなり主食なしの生活に変えてしまうのは難しいものです。同居の家族と全く違った食事をする為に理解を得なければならなかったりしますし、主食を外すと物足りなさを感じてしまうかもしれません。

そこで便利なのが完全食なのです。残念ながら今のところライスタイプの完全食はないものの、パンや麺類などがあり、主食としてそのまま簡単に取り入れることができます。

 

ユカ

置き換えるだけでOKってことよね。

ケースケ

主食タイプだとベースフードと日清食品の完全食になるね。アレンジレシピなども検索すれば出てくるよ。

完全食は人が必要とする全ての栄養素を含んでいるので栄養について色々考えたり、献立や買い物に頭を悩ませることなく手軽に食生活に組み込むことができます。

さらに一般的な主食と違い、たんぱく質が多く摂取できるため、食欲を抑える作用が働いて間食を防ぐことができるのでダイエットに効果を発揮します。加えてカロリーや糖質の含有量も低く、しっかり満腹感が得られて腹持ちも良いのです。

メンタル不調の時こそ完全食が強い味方に

メンタルの不調を払拭したくて、生活の改善に本気で取り組んだとしましょう。

カップラーメンやパンをやめて野菜はたくさん食べなくてはならない。甘いものは極力我慢。運動がメンタルに良いと聞き、取り組んでみたものの、楽しめないため行動に移すことが億劫…。

もっと睡眠時間を増やさなければと思い、寝ようと思って早くベッドに入っても不安や強迫観念でなかなか眠りにつけない…。

 

タケル

これはシンドイね…。

これでは改善どころかかえってストレスが溜まってしまいます。そして「やろうと思ってもやる気が起きない」「続かない」という結果に自分を責めてしまい、更なるメンタルの悪化に加担します。

では、食事・運動・睡眠の中で一番簡単に変えられるものは何でしょうか。そう、食事なのです。ここで完全食を取り入れれば、簡単に生活に変化をもたらし、メンタル回復のきっかけとすることができます。

まずは簡単にできる小さなことから手を付けるのが肝心です。完全食を食べ続けるための心理的なハードルもとても低いので、結果的に続かないで自己嫌悪に陥る可能性も低いでしょう。

あまり食欲がない時でもドリンクやスープ、グミタイプの完全食を口に運ぶだけで水分補給や間食感覚で食事を済ませることができます。

まとめ

 

インターネットの普及により情報量が格段に増えることによって、食事に対する意識も徐々に高くなっていき、これまで何の疑問も抱かずに口にしていた食品の情報を調べたり、健康や美容に関する情報にアクセスする機会はとても増えていると思います。

しかしお手軽なカップラーメンや美味しいパンやスイーツを知ってしまうと、身体に良くない食べ物だと知りつつ、罪悪感を感じながらも食べてしまうのが人間です。

カップラーメンを常食している人は完全食のヌードルやパスタに。パンが好きな人は完全食のパンをトーストで軽く焼いてハチミツなどをかけて食べたりするなど、現在の食事に置き換えて試してみてはいかがでしょうか。

 

サヨコ

もちろん、全ての食べものを完全食にするということではありません。完全食の活用を知り、出来る範囲で使ってみるのが良いでしょう!