【未来予測】街で気軽に完全食を摂取できる時代へ!

【未来予測】街で気軽に完全食を摂取できる時代へ!

マイボイスの完全食に関するアンケート調査によると、完全食を利用している人は1%、利用したことがある人が約2%という結果になったそうです。「知らない」という人が60%という完全食がまだ世間に知られていない実態が明らかになりました。今回はより身近に完全食を摂取できる未来を想像してみたいと思います。

 

サヨコ

完全食はまだ日本で多くの人に知られていません。今回はフードテクノロジーの活用を考えてみます!

完全食を摂取できるチャンスを増やすには?

 

完全食を摂取できるチャンスを増やすには?

これまで完全食は多くのメディアで取り上げられているためかなり認知度は高いと思っていたのですが、まだまだ一般的にはあまり知られていないようです。もちろん、まだ新しい食べものであるため普及には時間がまだかかでしょう。しかし、同時に完全食にはまだまだ多くの伸びしろがあるのだと感じるデータでもありました。

コンビニやスーパーで販売されていない

国内で購入できる完全食は、COMP、ベースフード、日清食品、REATなどの商品がありますが、いずれもオンラインショップで購入できるものです。

コンビニやスーパーで販売されていないため、それほど知られていないという実情があるのだと思います。

 

ケースケ

まあ、これは確かにそうだよね。

完全食は食のリテラシーが高い人向けというイメージからの脱却

実店舗で市販されていないということは、完全食は自然と人が目にするというものではありません。ある程度情報を積極的に取りに行ける人が知っているという段階なのです。

つまり、現在完全食を利用したり知っているという人は普段から情報に敏感で健康や食に対するリテラシーが高い人に限られてしまうということなのかもしれません。

 

ユカ

病気して健康を意識するようになったり、ダイエットで有効な食べものを探していたりして完全食の存在を知るという人が多いみたいね。

知らない=利用したくない

また、人の感情として新しい知らないものは反射的に「何となく利用したいと思わない」と思ってしまうものです。

そのため、完全食を知らなかった人にそのメリットを伝えても「食べる楽しさが減ってしまうのでは?」「様々な食品から栄養は摂取すべき」というネガティブな回答しか得ることができません。

自分から取りに行っていない情報は否定的な感情が生まれ、一先ず回避するという選択をするのが人の心情です。アンケート調査からこのことは明確です。

つまり、自然と完全食が目に入る環境を整えることが普及につながるのだと思います。そこで考えてみたいのがテクノロジーの導入です。

完全食を街で気軽に摂取できる未来のテクノロジー

最近ではローソンなどのコンビニでも無人レジが導入されています。日本ではまだキャッシュレス化は新しいものですが、アメリカではフードテクノロジーは一歩先に進んでいるように思います。その例をいくつかあげてみます。

 

タケル

日本でも消費税を上げるタイミングでキャッシュレス化を推し進めたよね。徐々にではあるけど普及し始めてる。

ユカ

海外に比べるとその動きはまだ遅いよね…。

Amazon Goなどに見られるレジ無しショッピング

Amazon GoはアメリカのAmazonが運営するレジ無しのコンビニです。来店客は店内に陳列している商品を持ち出してそれをAIが自動計算しクレジットカードに請求させるというものです。

Amazon Goは2018年1月にシアトルで1号店がオープンし、アメリカではチェーン展開されています。無人レジになるため人件費が少なくて済むというメリットがありますし、利用する側も時短で買い物ができます。

日本でキャッシュレス化が進むと多くの店舗でこうしたシステムが導入されていくでしょう。労働不足の手段として政府がこういったテクノロジーを推進するのもよくわかる話です。

Eatsaは日本に馴染むシステムか?

さらに進んだ話でアメリカには「Eatsa」という全てのオペレーションを自動化させたサラダレストランがあります。

このEatsaでは料理を注文するところから提供するまでのほとんどをロボットが運用しており、店内には来店客の誘導やヘルプのみの店員がいるだけです。

来店客はパネル端末で、今日の気分や好き嫌いを回答していくとAIがオーダーを提案してくれます。もちろん自身でサラダをカスタマイズすることも可能です。調理のほとんどはロボットが行い、自分のオーダーはフード取り出し口にサーブされ、自分で受け取ります。

 

ケースケ

これは初めて知った!面白いね!

このシステムは非常に効率的で、待ち時間もないため多くの顧客を短時間で回転させることができます。導入費はかかりますが、人件費のランニングコストを圧縮できます。

日本には回転寿司という文化がありますが、自動化された店舗も最近では多くなってきました。Eatsaは回転寿司システムをさらに進化させたものといえるかもしれません。

日本の都心部ではランチタイムに多くの店が混み合うということがあるかもしれませんが、こうした取り組みですこしずつ解消されるかもしれませんね。

TOUCH-AND-GO COFFEEの取り組み

アメリカだけでなく、日本でもすでにこうしたテクノロジーを利用した取り組みが始まっています。サントリーが運営する「TOUCH-AND-GO COFFEE」がその先駆けと言える存在でしょう。

TOUCH-AND-GO COFFEEは、オーダー式のボトルスタイルカフェです。オーダーはLINEで行い、受け取りの時間を指定してキャッシュレス決済を行います。時間になったらLINEで通知が来るので、それを確認して店舗のロッカーで自動受け取りを行うというものです。

 

ユカ

ボトルのデザインも可愛くっていいね!

朝の忙しい時間や、退社後に一息するのに活用できそうですね。オーダーの際に自分の好きなコーヒーやラテをカスタマイズできるという楽しさもあります。残念ながら東京の日本橋にしか今のところ展開されていません。

しかし、SNSで話題となっているため非常に人気となっているようです。パッケージに自分の名前を入れることができたり、デザインが優れているのも人気の理由でしょう。250円(税抜)から提供されているので気になった都内の人は利用してみてください。

テクノロジーを活用した完全食の提供

前述してきたようなシステムを利用し、街で気軽に完全食を食べたり飲んだりすることができるようになると多くの人に知ってもらえるようになるでしょう。

単純にスーパーやコンビニに陳列するだけでは、健康面では優位性があるものの価格や味の点においてやや見劣りしてしまいます。安易に比較できるというもの今の段階ではデメリットになるかもしれません。

完全食の最大のメリットである時短で栄養バランスを摂取できるという点を押し出し、差別化をするための拠点を作ることが重要です。味をカスタマイズしたり、気軽に栄養を摂取できるというのは忙しい現代人に適した形といえます。

思い切って各メーカーが協力して「完全食専門コンビニ」を構えるという発想もいいかもしれません。それが実現すれば、多くの人に完全食の活用方法を知ってもらえるという機会創出になるでしょう。

 

ケースケ

コワーキングスペースとかとコラボしても良いかもね。会員制のWeworkとかで食べられるようになると嬉しい!

まとめ

日常的に完全食について触れていない人向けの発信として、手段は様々です。多くの人に完全食を届けるためにはテクノロジーの活用が有効であると思います。このサイトでも多くの人に情報を届けられるように引き続き頑張っていきます!

 

サヨコ

今回は完全食を広く認知させるためのフードテクノロジーについて考えてみました。次回も完全食について取り上げます。お楽しみにー。